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先端技術を使った自動化と、
人の力が生かせる、
新しい技術を開発したい。

技術開発部門
M.Nさん
2012年入社 近畿大学農学部水産学科
大月真珠の人

Interview

社内でも一部しか知らない
専門性の高い仕事

大学では水産学科で魚の食品利用を中心に勉強していました。大月真珠は養殖をはじめとする海の仕事に携われること、また真珠の選別という職人的な仕事にも惹かれて入社を決めました。

入社から3年間は加工部で「用途選別」という仕事をしていました。真珠の姿形、色などを見極めて、「これは指輪用」「これはネックレス用」と選別していく仕事です。

4年目からは、技術開発部門に移りました。現在担当しているのは、ネックレス用真珠の加工技術の部分です。真珠は自然の生き物から採れるものですから、含まれる有機物のバランスなどで表面が少し黒っぽく見えることがあります。これを取り除いて、真珠本来の輝きを取り戻すための技術を研究したり、その作業パートも担当しています。

企業秘密にあたる部分が多いのですべてはお話しできませんが、主に薬品を用いた化学的アプローチによって不要な有機物を除去しています。これは当社独自のノウハウであり、決して公にできないため特許も取得していません。社外秘であることはもちろん、社内でもほんの限られた人にしか知られていない技術なんです。

将来を見据えた自動化の最前線に

また、大月真珠としては将来の人口減少・働き手不足に備えて、真珠の選別作業の機械化を進めており、私たちの部門ではそのために使う機械の導入も担当しています。

新しい試みですから、当然社内に答えを知っている人はおらず、日々試行錯誤を繰り返しています。例えばある機械を導入して、最初の設定を固めるだけで1か月ぐらい要したこともあります。

私自身も機械に関する仕事は経験がなく、苦労する面も少なくありませんが、社長からは「ハードよりソフトが大事」という言葉をかけていただきました。これは「機械化の成功は、私たち社員の働き次第」という意味であると捉えて日々改良に取り組んでいます。

たまに勘違いされることがあるのですが、「機械化を進める」ことは、「人の仕事を奪う」ことではないんです。特に当社には90年を超える歴史の中で培ってきた「真珠を見る目」があります。30~40段階で品質を細かくランク付けできるのも、そんな当社ならではの強みだと考えています。こうした「人」による仕事と、機械の特性を生かした仕事を
うまく組み合わせることを常に念頭に置きながら、仕事に取り組んでいます。

好奇心や探求心が成長を左右する

現在取り組んでいる選別の機械化は、デジタル技術によって色を選別するという仕組みですが、昨今急激に普及しているAIを用いた画像認識技術も導入できないか、機械メーカーの方と打ち合わせを重ねたり、機械業界の展示会やセミナーに出席しながら検討しているところです。

私は水産学科出身ですが、高校時代から最も得意であった化学の知識、あるいは大学時代に家電量販店でアルバイトをした経験が、今になって仕事に役立つとは思っていませんでした。

かといって、大学で薬品や機械を専攻していないとできない仕事では決してありません。それよりも好奇心、探求心というか、色々なことに興味をもって自分で調べたり、広い視野をもつこと、そこで得た知識を仕事に活かそうと考えられる人の方が、当社に入って成長すると思います。そうした姿勢で、私たちに無い新しい視点や選択肢を増やしてくれるような人が入社し、一緒に仕事ができたら嬉しいですね。

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