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キャリアを重ねるほど
見えてくる「真珠」の奥深さ。
「真珠のプロ」と呼ばれることが
目標です。

加工部
K.Kさん
2020年入社 神戸学院大学現代社会学部卒
大月真珠の人

Interview

面接に行くのが楽しみな会社

就活では生まれ育った神戸に拠点があり、且つ歴史のある企業を基準に探している中で、大月真珠の存在を知りました。当時は「真珠業界」といわれてもピンとこなかったので、試しに企業セミナーに申し込みました。当日は業界や仕事内容についてしっかりと説明していただいたのですが、私はそれよりも先輩社員たちが互いに話している様子が印象に残りました。互いの距離感が近いというか、「普段から人間関係や雰囲気が良い会社なんだな」ということが、何気ない会話シーンから伝わってきたんです。
面接も「ザ・面接」という感じはなく(笑)、自分の個性、人柄にフォーカスしてくれたことが印象に残っています。面接は一般的に緊張するものだと思うのですが、大月真珠の場合は面接にいくのが楽しみになるような感じがありました。他にも魅力を感じた点はたくさんありますが、こうした雰囲気、人間関係の良さが入社の決め手になりました。

「大月真珠の基準」を体得するむずかしさ

入社以来、加工部で「選別」の仕事をしています。入社するまで真珠に触ったことすらありませんでしたので、最初はたくさんの真珠を見ても、その違いが全くわからない状態でした。でも指導を受けながら続けていると、だんだん形や色の微妙な違い、細かな品質の良しあしがわかってくるようになるんです。
一方で、真珠は工業製品などとは異なり、貝という生き物から生まれるものですから、選別の仕方にも明確なものさしが無いんです。例えば色の基準でも、人によって判断の仕方が変わりますし、形に対しても同様です。こうした違いを「大月真珠の基準」に合わせて選別することが、当社の品質を保っているわけです。と言葉にするとシンプルなのですが、これが実際にやってみるとなかなか難しく、4年目の今でも苦労しているほど深い知識や経験が必要とされるんです。

「失敗してもいいやん」
成長を左右するのは、チャレンジと経験。

特に印象深いのは、入社2年目の頃に、自分でサンプルをつくり、部屋のメンバーに指示をして選別や珠の評価をするという工程を最後まで担当したことですね。もちろん、いくつか失敗もあったのですが、上司には「失敗してもいいやん」というスタンスで接していただいたことで、萎縮することなくやり遂げることができました。今思えば、あの経験は自分の成長につながっていると感じています。
入社前は未知の世界だった真珠業界に入って、がむしゃらに仕事を続けているうちに、真珠」に対する興味が増し、この仕事の奥深さを日増しに感じるようになっています。現在は選別が中心ですが、将来的には仕入れや海外展示会にも携わりながらノウハウや知識を増やして、「真珠のプロ」と呼ばれるようになりたいと思っています。

加工仕事
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