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親子で考える環境問題<兵庫運河真珠貝プロジェクト>

お知らせ

  • 7月の集中豪雨により貝が深刻な影響を受けました。

○ 2018年度の活動

【豪雨によるアコヤ貝の被害について 】

先日、「平成30年7月豪雨」と名付けられた集中豪雨が、西日本を中心に日本列島を襲いました。
各地で大きな被害となったこの自然災害は、兵庫運河真珠貝プロジェクトで育てているアコヤ貝たちにも深刻な影響を及ぼしました。

豪雨の数日後、運河に訪れ様子を確認してみると、貝たちは全滅していました。水深の浅い運河に雨水管から大量の雨水が流れ込み、真水に近くなったことが原因だと思われます。プロジェクトが始まって以来、貝が全滅することは初めての出来事。会員の皆さんは自然の脅威を目の当たりにし、こうして自分たちや貝の命があるのは当たり前ではないことを身を以て体験しました。

貝が全滅したため、今年度の活動は、大月真珠より360個の貝が新たに提供され、再スタートを切ります。命を落とした貝たちの分まで、皆でお世話を頑張っていきましょうね。

 

~もうひとつの 兵庫運河真珠貝プロジェクト~
〈 和田岬小学校環境体験学習 第二回:豪雨によるアコヤ貝の被害について 〉

日本列島が豪雨に見舞われた数日後、和田岬小学校の子どもたちは貝掃除のために運河へやってきました。
元気であれば口がしっかりと閉じているアコヤ貝。この日はネットを引き揚げると、ほとんどの貝が口をぱっくり開いた状態で、貝の身は流れ落ちて無くなっていました。

子どもたちはショックを受けていましたが、生きている貝がいるかもしれないので、ネットから貝を出していくことに。残念ながら貝は全滅でしたが、今後の貝掃除の学習のために予定通り、一生懸命に貝掃除を行って、貝はとても綺麗になりました。

次回の貝掃除は9月に行われます。その頃には、新しい貝が運河にやってきていて、元気に育っているはずです。少し先にはなりますが、今回の出来事を胸に刻んで学習を続けていきましょうね。

  • ネットの中で、貝の口が開いていることが分かります

 

【2018年6月24日 移植式 】

平成19年から始まったこのプロジェクトも、12期目を迎えました。この日はアコヤ貝の体内に真珠の元となる核を入れる、挿核作業を行いました。核が上手く入らなかったり、貝の中で見失ってしまったり・・・、プロジェクトの会員の皆さんは、挿核の難しさを実感しながら、1つ1つ丁寧に取り組んでいました。

今年は待ち時間を利用して、パールビーズをあしらったしおり作成も行われました。年々新しい企画が生み出されて、より良い活動になっています!

  • 挿核の下準備。貝の口が閉じないように栓を差します

  • 移植式の会場は、会員の皆さんでいっぱいになりました!

  • 赤く染まっているものは、「ピース」と呼ばれる真珠形成に必要な細胞です

  • 核を落とさないように、ゆっくり貝の中へ…

  • 今年から挿核作業の映像がテレビで見られるようになりました!

  • 紙コースターに紐を挟んでいって、曼荼羅風のしおりを作ります

  • ゲームコーナー。真珠はどんな風に出来ていくのかな?順番に並べてみよう

  • 「核を入れるのは難しかったけれど、これから貝掃除を頑張りたいです!」

  • 貝が元気に育ちますように!

最後は、挿核されたアコヤ貝を兵庫運河のポンツーン(浮浅橋)に吊るし、その後、海の贈り物であるところてんを皆で頂いて式が終了!これからも、活動はまだまだ続いていきます。運河の中で、アコヤ貝にカキやフジツボなどの他の生物が付いてしまうと、貝は十分に餌を食べることが出来ません。浜揚げまでは会員の皆さんが毎週交代制で貝の掃除を行い、付着物を取り除きます。皆さんの手でアコヤ貝をピカピカにして、大切にお世話をしていきましょう!

 

~もうひとつの 兵庫運河真珠貝プロジェクト~
〈 和田岬小学校環境体験学習 第一回:アコヤ貝と環境問題 〉

神戸市の小学校3年生は、授業の一環として環境体験学習を行っています。和田岬小学校では、兵庫運河真珠貝プロジェクトを取り入れており、今年で10年目を迎えました。
この授業は、国語や算数のように「正解」となる答えがないものです。思ったことは何でも発言してみましょう!

  • アコヤ貝を見たことはあるかな?視線は貝に釘づけ!

  • 兵庫運河では、1週間でこんなにたくさんのゴミが集まります

  • 貝を開けるか、開けないか…子どもたちは悩みに悩んでいました

  • 貝の口を開けてみると、真珠の元になる核も確認できました

  • 「分かったことがたくさんありました」貝の命は子ども達の学習へ繋がりました

  • 今後行う貝掃除では、このヘラとたわしを使います。皆で頑張りましょう!

アコヤ貝はどこで生まれたのか、どうしたら真珠が出来るのか…、子ども達も積極的に発言しつつ学んでいきます。授業の後半では、貝柱を切って中を見てみるか班に分かれて考えました。貝柱を切って口を開けること、それは命が失われてしまうということです。「絵よりも実際に中身を見た方がもっと分かる」、「12月に真珠が採れるまで、楽しみにしておきたい」と、どちらの意見もたくさん飛び交っていました。多数決の結果、今回は貝を開けることに。貝を開けるか開けないかは、毎年意見が分かれますが、どちらが正しいという正解はありません。貝を開いて得た知識を、これからの活動に活かしていくことが大切ですね。

授業の最後には、2つ約束事をしました。「ゴミを道端に捨てないこと」、「生き物の命を大切にすること」です。道端に捨てられたゴミは、最終的に運河に辿りつき、アコヤ貝が住む環境を汚してしまいます。貝が綺麗な運河の下で元気に育つことが出来るよう、1人1人がこの約束を守っていきましょう!

 

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